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ひげ店長
20XX年○月
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20XX年 ◇月×日
「ディール収支結果(非公開)」
本日のディールはマッチングで行われた。
本来、相手の戦略の予測が困難なマッチングは避けるべきなのだが
今週はカモに出来そうな対戦相手が見つからず、
上手く指名を決める事が出来なかった。
もっとあの情報屋の力を借りるべきなのかも知れない。
足元を見られぬ様に気を付けねばならないが。

その為、本日のディールは相手を破産に追い込むのではなく
支出を最小限にし、負けない事を第一義に考えて臨んだ。
無理なディールをして破産してしまっては元も子もないからだ。
破産した人間の顛末は噂で聞く程度だが、相当過酷なものらしい。
自分がそんな羽目に陥るわけにはいかない。

相手のアセットは長大な角を生やした巨大なサイだった。
私のアセット「キュリー」は華奢な少女の姿をしているが、
アセットの優劣は容姿で決まるものではない。
幾ら凶暴な姿で大きな力を秘めていようとも、マネーを投資されなければ
相手のアセットは私に触れる事すら出来ないのだ。

ディール自体はガードと時間稼ぎに専念し、
焦れた相手の隙を突く作戦をとった。
キュリーのフレーションで大量の枝を発生させ、
敵アントレとアセットを分断しようとしたが
相手アセットの鎌鼬の様なフレーションによって蹴散らされた。
やはりアセットの容姿は能力の判断にはならない。

最初こそ相手のフレーション効果にたじろいだが、
タネが割れれば対処は何とでもできる。
より一層ガードに徹した私達を相手は切り崩す事はできず、
フレーションやダイレクトを何度も無駄撃ちして多額の損失を出し、
勝負に焦った一瞬の隙を突くことができた。
結果、当初の予定よりも若干支出は上回ったが、制限時間切れの
総資本増加率判定によってディールに勝利することが出来た。
多額のマネーを投入して何度ダイレクト攻撃、フレーションを撃とうとも
当たらなければそれは全て自己資本の損失なのだ。
そしてその損失は勝利した私の利益となる。

最終的にはまずまずなディールだったと言えるだろう。

本日の収支結果
支出 −¥3350万(フレーション12回、ダイレクト1回)
収入 +¥5700万(利益800万+相手の損失4900万)
収支 +¥2350万
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